【失敗しない】お金の使い方が上手になる方法5選【幸せに生きる使い方】
私たちは、「お金をたくさん持って死ぬゲーム」をしているワケではありません。
いくらお金を貯めて死んでも、あの世までお金を持っていけるワケではないですからね。
お金は貯めることも大事ですが、どのように使うかがそれ以上に重要です。それは自分のためだったり、友人や家族のためだったり、社会のためだったり、、、
幸せに生きるためのお金の使い方には、額はさほど関係ありません。
もちろん、たくさんお金があれば多くのお金を使えるので、それだけ大きな貢献ができるかもしれません。でも結局、上手に使えなければ、お金がたくさんあっても少なくても、幸福感は変わらないでしょう。
ぜひこの記事から、お金の使い方を学んで、幸せに生きる考え方を身に付けていきましょう!
お金の本質
「お金」は、モノやサービスに変えて初めて価値が出ます。ただの「交換ツール」であって、お金そのものには価値はありません。
お金そのものに価値はないにも関わらず、お金をモノやサービスに交換せず、ひたすら貯めようと考える人もいます。
この本質を見誤ってしまうと、ただ「お金を蓄財する」ことだけに囚われてしまい、交換した先のモノやサービスの価値を得られることができません。
本来、「お金を使って得られた体験」というのは、その後の人生ずっと福利を利かせて活きていきます。例えば、小さい頃の習い事は、大人になった今でも、何かの役に立っていることが多いですよね。
お金がないと不安を感じてしまいますし、お金を使わず貯めるばかりしても、良い体験が得られません。要は、使うことと貯めることのバランスが重要です。
ヒトが幸福を感じること
そもそも、ヒトは何に幸福を感じるのでしょうか?
世界最大の世論調査会社「ギャラップ社」が50年以上かけて、150カ国を調査・分析した結果が、一つの答えになるかもしれません。
❶仕事の幸福
仕事の幸福は、仕事へのやりがいや、仕事を通じて得られる達成感や承認、名誉や名声などが挙げられます。
多くの人にとって、1日の大半は仕事に使います。その1日の大半の時間が幸福であれば、幸福度は高くなりますよね。
仕事の達成感や承認というのは、他者との比較によって成り立ちます。「他者より優れている」ということが実感できることに、幸福感が高くなる要因にもなるワケです。
❷人間関係の幸福
人間関係の幸福は、字の通り人と人の繋がりです。
人は人との繋がりの中で生きています。いくらお金があったとしても、一人ぼっちでは何も楽しくないですよね。
気の合う仲間がいることが、統計学的にも幸福度が高いことが、多くの研究結果で証明されています。
❸経済的な幸福
経済的な幸福とは、お金をどれだけ持っているかです。やはりこれも幸福度に関係してきます。
もちろんお金が全てではないのですが、
お金があることで得られる安心感や、使えるお金の幅が異なるので、得られる体験も異なってきます。
そして、経済的に裕福であることが、人生に自由を与えてくれることにもなります。
「自由」が幸福度を高める要素にもなるので、多くの人が経済的な幸福を求めるようになるのです。
❹身体的な幸福
身体的な幸福とは、いわゆる「健康」のことです。いくらお金があったとしても、体が不自由で寝たきりの状態であるなら、お金がなくても健康な方が、幸福度は高くなります。
成功者たちは、必ずといっていいほど健康に気を遣っています。健康のためにジムに通って運動したり、サプリメントを飲んだり、食事にも気をつけています。
それは、いくらお金を積んでも、健康だけは買うことができないことを認識しているからです。
なので、身体的に正常(健康)な状態に、とても幸福感を感じるワケです。
❺地域社会の幸福
地域社会の幸福とは、「社会貢献」のことです。
ヒトは自らを承認できると、他者(社会)へ貢献したくなる生き物です。
成功者の多くが、寄付など社会貢献をしているのが良い例です。自らを承認できているから、他者へ貢献できるのです。
幸福には個人差がある
昔から世界中で幸福度に関する研究が行われてきました。人間が幸福を感じるポイントは、「統計学的には、ほぼ答えが出ている」という事実があるのですが、それでも個人差があるのも事実です。
これをすれば必ず幸福になる、やらなければ不幸になる、というワケではありません。
統計学上は、幸福を感じるポイントは5つ(仕事、人間関係、経済的、身体的、地域社会)あり、どれか一つを高得点取るのはやく66%の人が実現できるのですが、5つの要素をすべて実現できる人は7%しかいないようです。
1つだけ高得点を取ったとしても、他の4要素が低得点なら、幸福度は低くなります。
例えば、仕事ばっかりやっている人がいるとします。仕事が大好きで、仕事での充実感はあるかもしれないけど、家族や友人との関係が悪く、健康状態も悪ければ、、、幸福かと言われれば、そうでもないですよね。
要は、5つの要素(仕事、人間関係、経済的、身体的、地域社会)をバランスよく高得点が取れれば、幸福度が高くなるのです。
こんなイメージです。
それでは、どのような「お金の使い方が良いのか」を、次からお伝えていきます。
良いお金の使い方5選
お金の使い方において、基本的には、使えば何かの体験にはなり、考え方によれば全てが良い使い方になります。しかし、使い方によって成功を納められた人もいれば、普通の人もいるワケです。そこには何が違うのか?ですよね。
そこで、成功を納めることができた人が、どのようにお金を使うのか、幸せに生きている人が、どのようにお金を使っているのか、それをこれから紹介していきます。
教育
教育とは、いわゆる「自己投資」のことです。
「自己投資」が良いお金の使い方になる理由は、「❶仕事の幸福」に繋がるからです。
スキルがアップすれば、自分の個性や才能を活かして、やりたいことができるし、稼げるようにもなります。
稼げるようになれば、自己肯定感が高くなり、幸福感を持って生きられるようになりますしね。
感謝
感謝とは、言葉の通り、関係のある人に感謝を表すことにお金を使うことです。
「感謝」が良いお金の使い方になる理由は、「❷人間関係の幸福」に繋がるからです。
ついつい衝動買いしてしまったブランド品や、100均でつい買ってしまう無駄なもの、これらに関しては後悔することもありますが、人への感謝を示すために使ったお金を公開することはないですよね。
投資
投資とは、資産となるモノを購入するためにお金を使うことです。
「投資」が良いお金の使い方になるのは、「❸経済的な幸福」に繋がるからです。
投資は、お金をさらに増やすためのステップとしてです。投資だけでお金を増やせるのは、一握りの天才くらいなものですので注意が必要です。
お金を増やすための「プロセス」として、良いお金の使い方ですが、「投資がゴール」になってしまっては、良いお金の使い方ではないので、注意してください。
健康
健康とは、その名の通り、健康のためにお金を使うことです。
「健康」が良いお金の使い方になるのは、「❹身体的な幸福」に繋がるからです。
世界一の投資家「ウォーレン・バフェット氏」は、身体のことを「一生、乗り換えられない車」に例えています。
(参照:Wikipedia)
車を所有している人は分かると思いますが、車は定期的に車検を受けて、定期的にエンジンオイルやタイヤも変えます。
メンテナンスしなければどんどん劣化して、車の寿命は短くなりますが、長年丁寧にメンテナンスされた車は、何十年も乗り続けることができます。
身体も車と同じように、日々丁寧にメンテナンスすることで、長年健康を維持することができる可能性が高まります。
いくらお金があっても、健康でなければ、何もできませんからね。
貢献
貢献とは、地域社会が喜ぶことのためにお金を使うことです。
「貢献」が良いお金の使い方になるのは、「❺地域社会の幸福」に繋がるからです。
寄付やボランティア活動にお金を使うと、地域が活性化するし、人に喜ばれると嬉しいですよね。
納税は、納税することで、国を通して、必要なところへお金が分配されるため、納税も貢献に当たります。
事業をすることも、雇用を創り出したり、地域活性化などにも繋がるので、貢献の側面もあります。
まとめ
「幸福」に関する研究というのは、「先人達が積み上げてきた統計学上の一つの答え」です。
もちろん個人差があることですが、この「統計学上の答え」にお金をバランスよく配分するのは、かなり勝率の高い賭け(投資)ではないでしょうか?
時期によっては、仕事に最大限のお金と時間を賭ける時があるかもしれません。
子供が生まれたばかりの時は、妻への感謝(人間関係)に賭ける時があるかもしれません。
お金の使い方には正解がないから難しいです。人によって正解が異なるし、自分のステージによっても正解が変わってきます。20歳の時と50歳の時とでは、「良いお金の使い方」は異なるからです。
なので、常に自分と向き合って、どうやって使うのかが正解なのかを、常に考え続けなければならないんですね。
統計学上というと、拒否反応を示す人も多いかもしれません。
それでも、この5つ(仕事、人間関係、経済的、身体的、地域社会)を思い返して、バランスを整えるようにして欲しいです。
それが、幸福になる勝率の高い賭け(投資)ですからね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!次の記事でお待ちしております^ ^