【Lesson4】目指すべきコーチ像とは?【質の高さとセールス力が重要!】
今回は、「目指すコーチ像」について解説します!
どのようなコーチを、目指せばいいのだろう…?
そうですね、コーチングのスキルを学ぶ前に、まず目指すべきコーチ像を明確にすることが重要です!
山登りの場合、まず登る山を決めないと、何も対策ができないのと同じです!
結論を先にお伝えすると、目指すべきコーチ像とは、「コーチングの質が高く、セールスができるコーチ」です!
コーチとして「コーチングの質を高めること」はもちろん、「コーチングを必要としている人に適切に届けること」も大事です!
適切に届けるって、どういうこと?
コーチング能力だけ高めても、そのスキルが必要な人に、適切に提供できなければ、ただのチカラの持ち腐れになってしまいますよね…
むしろ、「質を高めた自分(コーチング)という商品」を、「適切に適切な料金で提供」してあげた方が、コーチングを必要としている人には親切なのです!
コーチングを学んでも、コーチングを使って仕事ができる人は5〜10%程度と言われています
なので、僕がお伝えする「目指すコーチ像」とは、「コーチングの質が高く、セールスができるコーチ」を提唱していきます!
セールスと聞くと、何となく不安が…あまり得意じゃないです
安心してください。僕もセールスは苦手でした。これも考え方一つで、僕は変われましたので、その考え方もお伝えしますね!
コーチングを学ぶ目的
まず、コーチングを学ぶ「目的」を明確にする事が重要です!
あなたは何らかのきっかけでコーチングの存在を知り、何か目的を持ってコーチングを学びたいと思ったはずです!
コーチングを学ぶきっかけは、「自分がコーチングを受けた経験から」なのか、「人の人生に大きく関わりたいと思ったから」なのか、「心理学が好きだから」なのか、「誰かに自分の影響を与えたい」なのか…
コーチングを学ぶきっかけは、人それぞれです
しかし、「コーチングを学ぶきっかけ」は人それぞれでも、「コーチングを学ぶ目的」は皆んな一緒です!
それは、「コーチングで誰かの人生に貢献したい!」です
あなたの目の前の人(コーチングを受ける人)の人生に寄り添い、「あなたの目の前の人の人生をより良くしてあげたい!」
あなたの中で、このような思いがあるから、コーチングを学ぼうと思ったはずです!
もしあなたが「誰かの人生に貢献したい」と思えたなら、それはもうゴールに近いです!
あとは、「コーチングの質を高めて」、「コーチングを必要としている人に届ける」だけ!です
質の高いコーチングとは
質の高いコーチングとは、どのようなものでしょう?
私が提唱する「質の高いコーチング」とは、「どう実行に移すかまでを一緒に考え、高い確率で目標達成を促すこと」です!
こんなことって、よくありませんか?
- セミナーや勉強会で新しい知識を得て、その時はすごくやる気が出たんだけど、家に帰ったら…何も行動できなかった。
やった方が良いことはわかっているけど、ついつい現状を変えるのがおっくうで、何もできないことが多いです
セミナーや勉強会で学んだことを、参加した全員が実践できたら、この世の中はもっとすごい人であふれているはずですが…そんなことはないですよね。
そう、そこでコーチという伴走者が必要になるのです!
コーチングとティーチングの違い
コーチングと似た言葉で、「ティーチング」がありますが、違いは何でしょう?
コーチングとは
コーチング(coaching)とは、目標達成のために、コーチと呼ばれる指導員が、双方向のコミュニケーションを図ります
コーチングは、「クライアントが答えを持っていると信じ、それを引き出していくこと」がメインになります
ティーチングとは
ティーチング(teaching)とは、先生が生徒に授業を行うように経験豊富な人が、経験が浅い人を相手に自分の知識やノウハウを伝えるという手法です。 ティーチングにおけるコミュニケーションのスタイルは、指導者から指導を受ける側への一方通行となります
ティーチングは、「答えを持っていないクライアントに、ティーチャーが答えを与えること」です
コーチングとティーチングの違い
コーチング | ティーチング | |
コミュニケーション | 双方向 | 一方通行 |
答えの所在 | クライアント | ティーチャー |
答え | 引き出す | 与える |
例えば、クライアントが「5kgダイエットしたい!」と相談してきた場合
ティーチングでは、ティーチャーが持っているダイエットのノウハウを、クライアントに教えます。ティーチャーは、ノウハウを教えることが役割だからです
クライアントがそのノウハウを実践するかどうかは、クライアント次第でもあります
コーチングでは、答えの所在はクライアントにあると考え、「どうやってダイエットしたい?」などの質問を投げかけ、クライアントから答えを引き出します
さらに、「どう実行すれば良いかを、一緒に考える」こともコーチの役目です
セールスができるコーチとは
セールスと聞くと、少し尻込みしてしまいますよね
本講座でのセールスとは、飛び込み営業のような押し売りではなく、自動的に集客できる仕組みづくりができることを指しています!
お客さんの行動に合わせて、どのような施策(せさく)をうつべきなのか、それについても、後ほど詳しく解説したいと思います
もちろんコーチングのスキルがつけば、必然的にお客さんがあなたを求めてくることになります!
なので、今はコーチングのスキルを高めることに集中していきましょう!
集客できる仕組みを一度作ってしまえば、自分に変わって自動的にセールスをしてくれるようになります
仕組みができれば、さらにコーチングに集中することが出来るようになりますね!
まとめ
今回のレッスンでは、目指すべきコーチ像、コーチングの目的、質の高いコーチングとは?セールスができるコーチとは?について解説しました
目指すコーチ像、登る山が明確になれば、これからのやるべき事がはっきりしてきます
今後は仕組みづくりも解説していきますが、まずは、コーチングのスキルを高めることが先決です!
次からは、コーチングスキルを具体的に解説していきますので、次のレッスンでお待ちしております!