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資産運用と薬剤師とブログで生きているKAKIです

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資産形成

【資産運用】インデックス投資家が老後も失敗しない5つの理由を解説!

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ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

「老後2,000万円問題もあるし、老後も不安だな〜。何か今から準備できることはないのかな〜?」

結論から言います。「インデックス投資家」になれば、老後は安心して暮らせる確率が高くなります。

なぜそのように言えるのか、理由は5つあります。

1、収入の範囲内で生活する習慣ができるから
2、長期視点で考えられるようになるから
3、金融リテラシーが高くなるから
4、誘惑に強くなるから
5、人類は常に成長しているから

それでは順番に見ていきましょう!

この記事の内容

1、収入の範囲内で生活する習慣ができるから

2、長期視点で考えられるようになるから

3、誘惑に強くなるから

4、金融リテラシーが高くなるから

5、人類は常に成長しているから

「証券口座」は現代の富の貯蔵庫です!

1、収入の範囲内で生活する習慣ができるから

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

インデックス投資家が収入の範囲内で生活する習慣ができたら、なぜ老後に失敗しないのですか?

資産を作るために一番大切なことは、「収入の範囲内で生活すること」です。これさえ出来ていれば、資産が減ることはありえません。

当たり前ですよね。でも実は、意外にこれができていない人が多いのも事実です。

具体例を出しますね。次の図は、銀行カードローンを利用している1,868人を対象に、「現在の借入総額の年収に対する割合」を聞いています。

(出典:シニアガイド)

この図が示しているのは、銀行カードローンを利用している人の借入金額は、年収の3分の1を超えている人が半分近くいる、ということです。

銀行カードローンでは「総量規制」と言って、個人が利用する借り入れは「年収の3分の1」に制限されていますしかし、実際には4割以上の人が「年収の3分の1」を超えています。中には「借金の総額が年収を超える」人もいます。

次の図は、銀行カードローンを利用している人が、「いつお金を借りたのか?」という図を示しています。

(出典:シニアガイド)

この図から、1年以内の人が一番少なく、ほとんどの人が1年以上になっています。

つまり、いったんお金を借りてしまうと、1年以上経っても返せない人が多い!ということです。

このように、いったんお金を借りる習慣になる(収入の範囲内で生活する習慣ができなくなる)と、負のスパイラル(下り坂のらせん階段)を駆け降りるように、お金をどんどん失っていくようになってしまいます。

なぜこのような借入をする人が多いのかというと、「今持っているお金よりも、良い暮らしをしたい!」という欲求を持つ人が多いからなんです。
例えば、「今は5万円しか持ってないけど、10万円の時計が欲しい!来月には給料が入るから、それで払えばいいや」っていう考え方
です。

クレカ払いやリボ払いも同じで、「明日のお金を、今日使う」というスタイルでお金を使うと、、、絶対にお金はたまらないですよね。

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

なぜインデックス投資家は、収入の範囲内で生活する習慣ができると言えるのでしょう?

それでは、「なぜインデックス投資家が、収入の範囲内で生活する習慣ができるのか?」ですよね。

それは、インデックス投資のように、「コツコツと10年、15年と長期間に渡って投資ができる」ということは、「投資資金を長期間に渡って用意できている」ということです。

つまり、「定期貯金」をするように、インデックス投資は「毎月〇〇万円購入」というのを「数十年継続」します。「毎月〇〇万円を数十年も用意できている人」というのは、絶対的に「収入の範囲内で生活ができる人」でないと継続できません。

この「収入の範囲内で生活する」という生活を長年かけて身に付けている人というのは、なかなか生活が破綻するような行動は取れないものです。「身の丈にあった生活」を送ることができます。

なので、インデックス投資家になることができれば、ほぼ確実に資産は増えていくことになりますし(もちろん選ぶ投資先によっては増減はあります^ ^;)、「お金を出しても買えない、大切なスキル」を養うことができるようになります。

「お金がたくさんあれば安心!」と信じる人が多いかもしれませんが、実はこの「身の丈にあった生活ができるスキル」がある方が、安心感は確実に高くなります。

2、長期視点で考えられるようになるから

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

インデックス投資家が長期視点で考えられるようになったら、なぜ老後に失敗しないことになるのですか?

世の中には、「短期的」に考えること、「長期的」に考えることがあり、この2種類の視点で考える「バランス感覚」が大事です。

この2種類のバランス感覚が大事なのですが、実際は「短期的」に考える人の方が圧倒的に多いです。

「アリとキリギリス」の童話の話からも想像がつくように、「未来のことを考えずに、今だけのことだけを考える」という生き方にはリスクが伴います。寒い冬が来ると、乗り切れなくなってしまう可能性が出てくるからです。

インデックス投資家というのは、未来を見据えて、長期的にコツコツと資産を積み上げていく投資法です。

つまり、インデックス投資家というのは、未来のことを考えて、長期的な視点を持って投資をしている人のことなので、長期的な視点で、未来を見据えて行動できている人というのは、常に未来のリスクを考えるので、未来(老後)に破綻する可能性は非常に低くなります。

長期的な視点で行動するインデックス投資家は、「今日過ごせれば、とりあえずいいか」という短期的な視点で物事を考えません。現実と未来とを見据えて、今とるべき行動をとる人が多いです。

例えば、もし65歳の時点でインデックス投資家が、今後お金が足りなくなりそうだなと認識したら、その後どうするかというと、、、再雇用として働く期間を伸ばしたり、資産を取り崩すペースを落としたり、という感じで、「長期視点で調整していく能力がついている」ので、「人生をコントロールできる」ようになります。

長期視点で物事を調整する能力を持つことができると、「人生全体をコントロールできるようになる」ということです。

3、誘惑に強くなるから

世の中には「誘惑」が多いです^ ^;

例えば、

「スマホで簡単1日5分、主婦でも月収100万円!!」
「秘密の投資先を紹介します!!」
「1等・前後賞合わせて7億円のサマージャンボ宝くじ!!」

とか、、、派手で大きく儲かりそうな誘惑が多いですよね。

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

なぜインデックス投資家は誘惑に強くなるのですか?

インデックス投資家というのは、コツコツと規律を守り、長い年月をかけて積み上げていく投資手法です。

長い年月の間に、株価暴落のような落ち込むイベントも経験しますし、逆に株価好調でどんどん資産が増えていく好調な時も経験します。

株価の浮き沈みの中で、たくさんの誘惑にかられてしまうもので、特に好調な時には、手持ちの現金をもっと投資に回そうか、もっと高利回りの投資ファンドで運用しようか、など考えてしまうものです。

それでも、その誘惑にも負けず、規律正しく長時間をかけて積み上げてきた資産は、宝くじなど短期間で得た資産とは違って、そうそう失うものではありません。

短期間で得た資産は、すぐに無くなってしまうことが多いですが、時間をかけて作った資産は、資産の寿命も長くなりやすいものです。

したがって、インデックス投資家は、時間をかけて資産を積み上げる中で、「金額以上に価値のある資産(誘惑に強くなるスキル)」も得ていることになるのです。

4、金融リテラシーが高くなるから

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

インデックス投資家は、なぜ金融リテラシー(知識)が高くなるのですか?

インデックス投資は、

❶支出を減らす(貯める力)
❷収入を増やす(稼ぐ力)
❸誘惑に負けない(守る力)

この3つの力が大事です。

❶支出を減らして
❷収入を増やして
❶❷で生まれた資金を
❸誘惑に負けずに、継続して長い期間をかけて、積み上げていく投資法

これがインデックス投資です。

インデックス投資を継続するためには、この3つの力が必要です。
この力がないと、途中でインデックス投資を継続できなくなる時がきてしまう、ということが多いです。

❶「支出を減らす」ために、保険や固定費などの家計を見直したり、不必要な浪費を減らしたりする必要があります。

❷「収入を増やす」ために、転職したり、スキルを伸ばしたり、副業を考えたりしないといけません。

❸「誘惑に負けない」ために、お金の知識や心理学などの自己啓発もしていきます。

このように、インデックス投資をしていく過程で、これらの様々な知識を学んでいくことになります。そうなると、自然と金融リテラシーが高くなるものです。

「世の中、美味しい話はありません」w

夢も希望もない話かもしれませんが、「世の中のリスクとリターンはある程度見合っている」と言われています。

短期的に大きなリターンを求めると、それだけ大きなリスクを背負うことになる、ということです。

インデックス投資を長期間している人は、肌感で株価の暴落や急騰ということを体感しています。そういう人は、リスクとリターンのバランスを肌感で感じとることができるので、大きな失敗をしにくくなります。

もちろん、リスクをとるべき時というのも存在します。しかし、リスクとリターンのバランス感覚の良いインデックス投資家は、「致命傷を避ける」確率が高くなります。

5、人類は常に成長しているから

インデックス投資が何に賭けているかとういうと、「人類の経済成長」です。

「世界経済が右肩上がりで成長する」ということに賭けているのです。

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

えっ?どういうことですか?

お金持ちになる、そしてお金持ちで居続ける最もシンプルな方法は、「価値が増え続けるものに投資する」です!

投資商品は星の数ほどありますが、本物の資産のうちの1つが「インデックスファンド」なんです。

例えば、幅広く分散された株式インデックスファンドは、世界40カ国以上の、8,000以上の企業に分散投資できます。これは、地球が何か未確認生物に侵略でもされない限り、このファンドの価値がゼロになることはないですw

地球が、様々なイベントはありながらも、通常通りに時を刻み続ける限り、人類の経済社会は成長し続けます。

この数年、数十年の間、どんどん人類は進化し続けていますよね。数十年前では考えられなかったことが、今では普通になっていることも多々あります。スマホがいい例です。

人間の経済社会が成長し続けること、これはつまり、「世界経済が右肩上がりで成長している」ということです。浮き沈みの波はあるにせよ、長期間で見ると右肩上がりに成長しています。

このことから、「幅広く分散されたインデックスファンドが、価値が増え続ける、本物の資産と言われているというワケ」です。

「証券口座」は現代の富の貯蔵庫です

インデックス投資家が老後に失敗しない理由は、お金を持っているということよりも、「人としての強さ」が主な理由です。

❶支出を減らす(貯める力)
❷収入を増やす(稼ぐ力)
❸誘惑に負けない(守る力)

これを地道に鍛えている人は、何も実践していない人に比べて、確実に資産が増えていきますし、人生の安心感も増していくでしょう。

IDeCo(個人型確定拠出年金)を活用している人は、まだ全体の3%未満と言われています。

この記事をここまで読んで勉強しているあなたなら、確実に多くの人たちよりも「人としての強さ」を持てることでしょう^ ^

もしまだ『IDeCo』や『積み立てNISA』などインデックス投資をしていないなら、なるべく早くこの世界に飛び込んだ方が良いです。
今の資本主義の富の貯蔵庫は、「銀行口座ではなく、証券口座」です。銀行口座に預けても、全く増えないですよね。

ほゆこちゃん
ほゆこちゃん

証券会社はどこがいいですか?

「証券会社」について、僕はネット証券の「楽天証券」と「SBI証券」を利用しています。証券会社は絶対ネット証券が良いです。それは、ネット証券の方が「手数料が安い」からです。人件費がかからないから手数料を安くできるんですね。

ネット証券だと不安、、、って思うかもしれませんが、カスタマーサポートは充実してますので、疑問に思うことがあっても、電話ですぐ解決できます。

僕も今まで、何度も電話で連絡していますが、すぐ解決できるし、手続きもほとんどネットでできるので、時間的にも手間的にも断然楽です。

正しい知識をつけて、一歩ずつ前進していきましょう!
それではまた次の記事でお待ちしています^ ^

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